猫がお手伝いしてくれた
冬タイヤに交換する為家の小屋に入ってタイヤを探してたら、 後ろからニャーンと近所の猫の鳴き声。 「重い物持って行くからぶつかったら危ないよ、離れて」と言うと 小屋から出て私の作業をじっと見てました。
四本タイヤを外に出し少し離れた車の所まで持って行こうとタイヤを一つ持ち上げると 猫が近寄ってきたので、 「重いよ、手伝う?」と聞くと猫は体をタイヤにぴったり擦り付け尻尾はタイヤの円に沿って くっつけて私と歩いてくれました。
残り3本のタイヤも同じ様にしてくっ付いて、まるで一緒に運んでる様に見えました。 タイヤを交換し夏タイヤを小屋に仕舞おうと運ぶのも、また一緒にぴったり。
全部運び終わって、猫を見ると体に着いたタイヤの汚れを拭うみたいに舐めてました。
ああやっぱり手伝ってくれたんだと思い、家から鰹節を持ってきて 「有難う、とても助かったよ」とあげました。
一口食べて「美味しい?」と聞くと 「ニャオン」と一声。労働の後の鰹節は美味しいみたいです。
春になったらまたタイヤ交換ですがその時も是非とも手伝って下さい猫さん。 とここまで書いて思い出したのですがこの猫は確か15年は生きてるんだった!
人間にするとかなり高齢、なのにそのヤル気は!全然よぼよぼでなく老体って何?状態でした。 見習いたいです。